シャンプーの重要性|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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シャンプーの重要性

2016年05月07日

人と違ってほとんど汗をかかないため、日常的にシャンプーをする必要はないと思われがちです。
しかし、犬の被毛は常に外の環境にさらされているので汚れが付きやすかったり、ノミやダニといった吸血する寄生昆虫の住みかになりやすく、更に不衛生なままにすると皮膚のトラブルにつながりやすくなります

こうした観点からシャンプーが大切になってきます
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皮膚病の予防&改善
被毛を汚れたまま放っておくと悪臭を放ったり、被毛のもつれの原因となります。
そこから細菌や真菌(カビ)の温床となり、膿皮症やマラセチアなどの皮膚病を引き起こすこともあります
シャンプーで汚れを取り除き通気性を良くすることで清潔になり、皮膚病の予防になります
また、皮膚病にかかってしまった場合は、用途にあった薬用シャンプーで洗ってあげれば皮膚病の改善が期待できます

ノミダニの寄生の防止
暖かくなってくるとノミやダニが動き始めます。
吸血すると痒みが出て皮膚を掻きむしったり、ひどい場合には貧血やノミアレルギー性皮膚炎になってしまうことも
そうなる前にシャンプーと駆除をしっかりしましょう

シャンプーの注意点
体への負担
シャンプーを好むペットは多くはありません
中にはシャンプーに慣れて気持ち良さそうにしてくれる子もいますね
しかし、もともと水に濡れることが嫌いな動物なので、シャンプーはかなりのストレスになるでしょう。
また、心臓病を患っている子にとっては負担は更に大きくなり要注意です
手早く洗ってあげましょう。

すすぎ残りに注意
すすぎをしっかりしないと炎症を起こしてしまうこともあります。
洗いにかけた時間の倍はすすぐようにして下さい。

皮膚に続きトラブルの元になるのが目
シャンプー剤が目に入ってしまい、角膜潰瘍などの病気を引き起こしてしまうこともあるので、目もしっかりすすいで下さい。

※すすぐ時のポイント
シャワーの水圧は目にはとても危険です
パワーを最小限にしてすすぐか、スポンジや小さめのタオルにお湯を吸わせて優しく目にかけて下さい

熱中症の危険
お湯の温度も大切になってきます。
自分の手に当ててぬるく感じる程度(約35~38℃)にしましょう。
熱いと火傷や熱中症になってしまいます
特に、ペット専用のシンクの中では熱がこもりやすいので要注意
また、夏のシャンプーも熱中症の危険性が高いのでよく様子を見ながら行って下さい。
舌を出して呼吸が荒くなり始めたらお湯の温度を低くして手早く洗いましょう

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<シャンプーのポイント>
シャンプーする前にブラッシング
長毛の子は余分な被毛やもつれ&毛玉を取り除きましょう
ブラッシングが不十分だとシャンプー剤が皮膚全体に行き渡らず、効果が薄れてしまいます

しっかり乾かしましょう
被毛を濡れたままにすると、蒸れて、常在している細菌類が増殖して皮膚炎を起こすことがあります。
雨の日のお散歩の後も同様で、しっかり体を拭いて乾かす必要があります

シャンプーの頻度は?
猫は自らグルーミングをするので基本的にシャンプーは必要ありません
しかし、犬は定期的にシャンプーしなければなりません

皮膚の生まれ変わりをターンオーバーと言います。
ターンオーバーの周期は約3週間と言われていて、そのくらいの周期でシャンプーをして古い角質を取り除いてあげると皮膚の清潔を保つことができます
もちろん個人差はあります。
過度なシャンプーは逆に皮膚と体への負担にもなるので控えましょう。
軽い汚れなら拭き取るだけで十分です

※犬が疲れないよう体調の良い日を選び、短時間で済ませましょう
シャンプーを好きになってくれるようにご褒美をあげて褒めるのもいいかもしれません