夏のお散歩|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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夏のお散歩

2016年06月25日

お散歩が大好きな子は季節や、天候に関係なく毎日行きたがるのではないでしょうか。
夏のお散歩は他の季節よりも特に注意が必要です。これから向かえる夏に備えて、
お散歩で気をつける事やどのような暑さ対策があるのか知っておきましょう。

●注意すること
<熱中症>
犬には汗腺が肉球にしかないため、体温調節はハアハアと呼吸(パンティング)をして唾液を蒸発させることによって熱を放出させています。
人のように全身で汗をかいて発汗による体温調節ができないため暑さが苦手となります。
また、全身を毛に覆われているため熱がこもりやすいです。
犬 夏バテ.png
<火傷>
夏場は太陽に照らされたアスファルトが昼間は50℃~60℃、マンホールは60℃以上にもなります。裸足でその上を歩けば当然火傷をしてしまいます。
お散歩に出かける前に、飼い主さんの手をアスファルトに数秒当てて確認して下さい。
そこで熱く感じた時はお散歩へ行くのを控えましょう。

●お散歩の工夫
<時間帯>
日の出と共に気温もどんどん上がりアスファルトも熱されてきます。
また、夕方になってもアスファルトの温度はなかなか下がりません。
そのため、朝は5時~6時、夕方は19時以降にお散歩へ行くことをおすすめします。
<距離>
夏の時期は他の季節よりも短めのお散歩にしましょう。
お散歩が大好きだからと夏の長時間のお散歩は体がダメージを受けてしまいます。
短時間のお散歩では物足りない子の場合はお散歩の回数を増やしたり、家の中での知恵遊びなどをして満足させてあげましょう。
<場所>
体高の低い犬は地面から反射してくる熱を直接受けます。アスファルトだとなおさらです。日陰があり、地面が草や土の公園などを散歩コースにするといいでしょう。

●暑さ対策
<水分補給>
お散歩に飲み水を持っていくのを忘れないようにして下さい。
ペットボトルでもいいですが、お皿と一緒になっているタイプの水筒を持ち歩くと簡単にお水を与えられます。
また、水分補給はがぶ飲みをさせるのではなく、こまめに飲ませるようにしましょう。
犬 水.png
<洋服>
暑さ対策として洋服を着せるのも効果があります。
冷感生地、水に濡らして着るタイプ、UVカット加工など着ることによって暑さを軽減してくれる洋服があります。また、毛が黒い子は白い生地の洋服を着ることで、熱の吸収も抑えられます。
しかし、洋服の素材や使い方によっては皮膚病の原因や、洋服と擦れて毛玉ができてしまうこともあるので注意して下さい。
洋服嫌いの子はストレスになるので着せない方がいいでしょう。
犬 洋服.png
<バンダナ>
首を冷やすことで効率よく体温を下げます。
バンダナに小さめの保冷剤をくるむだけなので、簡単に用意できます。
保冷剤を入れるポケットがあるタイプや、水で濡らして気化熱を利用するタイプのバンダナも販売されています。
洋服に比べるとつけるのを嫌がる子は少ないと思うので使いやすいと思います。
<靴>
犬用の靴を履くことで肉球の火傷を防ぐことができます。
他にも、汚れや擦り傷の防止、災害時の避難用にも使えるので持っておくと便利かもしれません。
しかし、ぴったりの靴が見つかっても履くのを嫌がってしまう子も多いです。
違和感から履かせても自分で脱いでしまったり、歩かなくなったりする場合もあります。
少しずつ慣らすようにして、それでも嫌がる子には無理をさせないようにしましょう。

夏の暑さは命の危険にもつながります。
犬は人よりも暑さが苦手なので、犬目線で暑さ対策をしてあげなければなりません。
これらの暑さ対策を上手く取り入れながら夏を乗り切りましょう。