犬の脱走|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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犬の脱走

2016年08月27日

夏は脱走と迷子が増える季節だとご存知ですか?
花火やお祭り、台風、雷など身の回りで大きな音が増えるためです。
室外飼育の子だけに限らず、お散歩中や、室内飼育の子も突発的に思わぬ行動をとることがあります。脱走や迷子を防ぐための対策を知っておきましょう。

●原因と対策
性格、生活環境、自然現象など脱走の原因は様々です。
また、臆病な子と好奇心旺盛な子は脱走や迷子になりやすいと言われています。
主な原因は次のように考えられます。

<大きな音>
雷や花火、工事の音など大きな音が苦手な子の場合は、音に驚いたり恐怖や不安に耐えられず脱走してしまいます。恐怖症の場合、脱走以外にも震え、よだれを垂らす、落ち着きがなくなるなどの症状があります。一人留守番中に大きな音がなれば、不安は大きくなり脱走するリスクは高まります。
➡事前に把握しておき、できる限りその時間帯は一人にさせないようにします。
おやつやおもちゃ、抱っこをして落ち着かせる方法もありますが、怖がれば優しくして
もらえると解釈した場合さらに怖がりが強くでてしまい逆効果になることもあります。
無視をする、徐々に音に慣れさせる方法もあるのでその子に合った落ち着かせ方を
見つけてあげましょう。
雷.png

<ストレス>
満足できるお散歩に行けていない、1日の大半をケージ内で過ごしているなどストレスを感じていると、一人で遊びに出てしまうことがあります。
外へ出る楽しさを覚えると、癖になり何度も脱走を繰り返してしまいます。
➡散歩や運動を増やしてストレスが軽減されれば脱走する回数は減っていきます。
犬種によって必要な運動量は異なるので今の生活を見直してみましょう。
走る犬.png

<発情>
雄犬は発情中の雌犬の匂いを見つけると跡を追いかけてしまいます。
脱走して追いかけているうちに迷子になることもあります。
➡去勢手術を受けることで雌犬を追いかけての脱走や放浪を防ぐことができます。
手術は全身麻酔のため、年齢や持病などのリスクもあるので動物病院に相談
しましょう。

●環境の見直し
<首輪・胴輪・リード>
犬が突然走り出したり、後ずさりをした際に首輪や胴輪が抜けたりリードが切れてしまうことのないよう日頃からチェックしておきましょう。
体型に合った素材や形を選び、首輪や胴輪は緩すぎないようにきちんと調節をします。
目安は指2本分が入るくらいまで締めておきます。
お散歩、車の乗り降り、動物病院やトリミングサロンの出入りなど犬が興奮したり嫌がる場所では特に注意が必要です。

<しつけ>
「マテ」「オイデ」「オスワリ」などの基本的なしつけをしておくことが大切です。
万が一、飛び出してしまった場合でもきちんと指示に従うことができれば動きを止めることができます。

<個体識別>
保護されても、情報が分からないと飼い主さんの元へ戻ることができません。
迷子札、鑑札、マイクロチップなど、個体識別ができるものを身につけておきましょう。
また、逃げてしまった子のほとんどに首輪はついていません。
首輪が抜けたり、ちぎれてしまって逃げるというケースが多いからです。
外出時には別の首輪を重ね付けして、迷子札や鑑札をつけている首輪は個体識別用としてリードをつけないのがポイントです。
犬 名札.png

<フェンスなどの設置>
来客や、配達などで玄関を開けた時に脱走してしまうことも多いようです。
玄関や廊下などにフェンスやゲートを設置して、外への飛び出しを防ぎましょう。
他にも、サークルやケージなどを用意しておくと便利です。
人の出入りがある時には中に入れるようにすれば、安全性は高まります。


脱走は事故やトラブルの元になるのでしっかりと対策をとりましょう。
うちの子に限って大丈夫と油断すると、取り返しのつかないこともあります。
脱走の危険がないか生活環境を見直しておきましょう。