ペットの誤飲|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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ペットの誤飲

2016年10月08日

誤飲とは、本来食べるものではない「モノ」を飲み込んでしまう事故です。

ペットの周りには危険なものがいっぱい!
人間の食べ物から、どうしてこんなものを?と考えさせられるようなものまであり、危険の度合いが違ってきます👀

一部を紹介…
竹串、トウモロコシの芯、果物や梅干しの種、人の医薬品、石、砂、靴下などの布類、紐(猫に多い)、おもちゃ、ペットシーツ、たばこ、金属など。
※誤飲の多くは一歳未満の子犬に多く、好奇心から口に入れてしまうそうです💦

<食べてしまったら>
口にくわえているのを目撃したら、驚かずに落ち着いて取り出しましょう
飼い主が驚くと、ペットも驚いて慌てて飲み込もうとします
夢中になって離さない場合は、好きなおもちゃやおやつと交換できるか試してみましょう。
グーグーと喉を鳴らしている、嘔吐をしている、元気が無いなどの症状が見られる場合は異物が詰まっているかもしれません💦
口を開けさせて異物に手が届くようなら取り出せるか試みます(噛まれないように気を付けて下さい)。ただし、尖った棒や骨などが刺さっている場合は無理に引っ張り出そうとすると気管や血管などの周囲組織を傷つけてしまう恐れがあるので、触らずに病院へ行きましょう💨

最悪の場合死に至ることも
何か飲み込んでしまった場合、すぐに動物病院へ行くことをお勧めします
その際、飲み込んだ物と同じ物が手元にあれば、動物病院に持って行って下さい。

<腸閉塞による開腹手術>
異物により詰まる箇所は「食道」「胃」「腸」の三か所です。
「食道」と「胃」に関しては吐かせる処置や内視鏡、切開にて取り出しますが、「腸」で異物が詰まってしまう(腸閉塞)と開腹手術になります
閉塞は身近にある小さな物(果物の種子やビー玉や小石などの大きさ)で引き起こす危険性が十分にあります💦
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<対策>
食べ物や薬類
ゴミ箱はふた付きのものにしてペットが荒らさないようにしましょう。
テーブルに上らないよう椅子の配置に注意。
低いテーブルでは食べ物やカバンを置きっぱなしにしない。
おもちゃ
ペットが遊んでいる間は常に気にかけておきましょう。
猫で多いトラブルが紐状のおもちゃです。遊んでいるうちに口に入れてしまうので要注意
すぐにおもちゃを壊してしまう犬には中綿の入っていない犬用のぬいぐるみやおもちゃ、崩れにくいロープのおもちゃを選ぶと良いでしょう
本物の骨や蹄など硬い素材の物によっては歯が削れたり折れたりしますし、噛み砕いて塊のまま飲み込むこともあるのでなるべく避けましょう。
※お留守番中におもちゃを与えたい場合
寂しさから「分離不安症」にならない為にもおもちゃを与えることは効果的ですが、目の届かないところで誤飲してしまっては怖いですね💧
そんな時は、すぐに壊されない様に、飲み込めない大きさのおもちゃや、頭を使ってじっくり遊べるおもちゃを選ぶと良いでしょう
フードを内部に仕掛けられるようなコングなどがおすすめです
pet_omocha.png
お散歩での拾い食い
日頃からのしつけが大切で、拾い食いをする隙を与えないよう、リードを短めに持ち、こまめにアイコンタクトをとりながらお散歩しましょう

誤飲してしまった時、飼い主は動揺してしまうことでしょう。そんな時、以下のチェックリストを参考にしてみて下さい。
💡何を飲み込んだか
💡飲み込んだ物は尖っているか
💡飲み込んだ物に毒性はあるか
💡嘔吐、下痢、便秘をしているか
💡けいれん、発熱など、他の症状はあるか

誤飲するペットは少なくありません。飲み込むのは一瞬ですし、飲んでしまってからでは遅いのです。
手術はペットの体にとても負担がかかる上、数日間は入院しなければならないので、精神的にも辛いものになります
そうならない為にも、飼い主が管理を怠らないように心掛けましょう

参考文献
「犬学」「猫学」「愛犬の病気診断」