胆嚢粘液嚢腫の手術、無事終わりました☆|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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胆嚢粘液嚢腫の手術、無事終わりました☆

2016年12月16日

『胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)』
聞き慣れないですが、
意外と多い、中~高齢ワンちゃんの病気なんです


肝臓には胆汁をためる袋(胆嚢)があります。
胆嚢から過剰な粘液が出て、胆嚢の中がゼラチン状に固まってしまいます。
すると胆汁の通り道がつまり、
胆嚢炎、肝障害、黄疸、ひどい時は胆嚢破裂を起こします

主な症状は
食欲不振、下痢、吐く、元気がない、お腹が痛い、黄疸(粘膜や皮膚の色が黄色い)
などです。

今回は、約17歳の超高齢ワンちゃんです。
ぐったりしていました。
検査では胆嚢粘液嚢腫で、破裂が疑われました・・・
森山さくら胆嚢編集済み.jpg

しかも脾臓にも大きなしこりがありました。
森山さくら脾mass編集済.jpg

こんなに超高齢で、とてもぐったりで・・・
持病の腎不全も抱えていて・・・
麻酔・手術に耐えられるかな・・・?!

体力が心配でしたが、
そのまま放っておいたら、本当に命が危ない!!
生命力を信じて、手術にふみ切りました。

検査通り、胆嚢は破裂していて、腹膜炎を起こしていました。
急いで、でも確実に、胆嚢を摘出
しこりがあった脾臓も摘出

手術は無事成功

すごい生命力です

約3週間かかりましたが、徐々に腹膜炎も落ち着き、
ご飯も食べるようになりました

頑張ったね

胆嚢粘液嚢腫は、初めは症状がありません。
悪くなってから発見されることも多いです。
超音波検査や血液検査などによって、この病気がわかります

おうちのワンちゃん、ネコちゃんも、
一度、健康診断を受けられてみてはいかがでしょうか?