猫のトイレ|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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猫のトイレ

2017年01月29日

トイレにこだわりを持つ猫は多いです。
気に入らないトイレのままでは、ストレスや問題行動、病気の原因となります。
どのようなトイレが猫にとって理想かを紹介したいと思います。

●猫が気に入らないトイレ
ご自宅で次のような行動を見かけたことはありますか?
砂やトイレの形状、設置場所、臭いなど何かに不満をもっている可能性があります。
これらの行動は「トイレが気に入らない」という猫からのサインです。
・砂をかけずに急いでトイレから出る
・トイレの縁や壁などをカリカリかく
・トイレの縁に足をかけて排泄する
・粗相をするようになる
猫 トイレ.png

●トイレ選び
様々な種類がある中で容器や砂を選ぶ際、何を基準に選んでいますか?
それぞれにメリット・デメリットがありますが、猫はどのようなトイレを好むのか知っておきましょう。
<トイレ容器の形状>
大まかに分けるとオープン型、ドーム型、システム型に分けられますが、お勧めはオープン型です。ドーム型に比べると臭いがこもりにくく、尿や便の状態も確認しやすいです。
また、大きさも重要で体長の1.5倍の大きさがあるトイレが望ましいとされています。体が大きい子の場合、市販のトイレでは狭い可能性があるので衣装ケースなどで代用してあげるといいでしょう。
猫 オープントイレ.jpg

<トイレ砂の種類>
鉱物、食品、木材、紙、シリカゲルなど砂にもたくさんの種類があります。
粒が細かい、固まりやすい、芳香などの匂いがない、自然環境の砂や土に近いものを好む猫が多いようです。お勧めは鉱物系(原材料:ベントナイト)の砂です。
しっかりと固まるので、掃除がしやすく尿の回数も把握しやすいです。
砂の量も、しっかりと砂かけができるよう多めに入れてあげましょう。
猫砂 .jpg

<設置場所>
騒々しい場所、人の出入りが多い場所は落ち着かないため避けましょう。
トイレが遠いと行くのを面倒に思ったり、温度変化を嫌って我慢してしまうことがあります。そのため、猫が一番長く過ごす場所の近くに1つは必要となります。
2階建ての家なら各階に1つ置いておくと猫はすぐにトイレへ行く事ができます。
その他に、臭いがこもらないよう換気ができる場所、猫の食事スペースから離れた場所に設置するといいでしょう。

●掃除の回数
猫が最も嫌うトイレは汚れているトイレです。こまめに掃除をしてあげましょう。
長時間、家を留守にする場合は複数個のトイレがあると常にきれいなトイレを使うことができます。
また、砂の継ぎ足しだけでは臭いが残り、気にする子もいます。
目安として、2週間に1度の砂の全交換と月に1度トイレ容器の洗浄をしてあげると清潔なトイレを保てるでしょう。

●トイレの数
トイレの数は飼育頭数+1個が理想です。
汚れているトイレや、他の子の臭いを嫌う子がいた場合でも複数あれば汚れていない方のトイレを使うことができます。

●理想のトイレ
★猫の体長の1.5倍の大きさがある
★屋根がないオープン型
★鉱物系の砂
★砂は大粒よりも小粒
★トイレの数は飼育頭数+1個
★生活音が少ない場所に設置する
★清潔なトイレを保つ

家庭環境や猫の性格などによって、これらが全てという訳ではありません。
もし、トイレを気に入らないという行動を見かけたらその子の好みを知り、
トイレ環境を改善してあげて下さい。