初めて犬を飼う人に知ってほしい発情期とマナーについて|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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初めて犬を飼う人に知ってほしい発情期とマナーについて

2017年12月09日

動物も人も体が成熟すると陰部から出血をします。犬も同じで、発情期を迎えると発情出血(もしくはヒートと呼ばれる)が始まります
しかし、いざ出血が確認された時に、どうすればいいの?どのくらい出血が続くの?こんな行動が増えた!など、疑問や戸惑いを感じる飼い主さんは少なくないでしょう。
そこで、発情の周期や問題行動に関してまとめてみました💡

発情期とは?
繁殖ができる期間(犬たちが交尾をすれば妊娠する可能性がある期間)のことです。
この「発情期」があるのは、実はメスだけなのです
オスはと言うと、発情期中のメスに会えば発情してしまいます。なので1年中気を付けなければいけないのです。
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発情はいつ起きるの? 
最初の発情期が訪れる時期 ※個体差あり
小型犬は生後6~10ヶ月齢くらい
大型犬は生後18~24ヶ月齢くらい

発情周期(発情と発情の間隔)  ※個体差あり
小型犬は5~7ヶ月
大型犬は8~12ヶ月
なので、だいたい1年に2回ほどの発情期が訪れることになります
季節には関係なく、ある程度同じ周期で発情が来ると考えておきましょう
この発情期には発情が終わるまでいくつかの段階を経ます。

発情前期(5~20日、平均で10日間)
発情出血が始まり、陰部が肥大する。
※人の場合は排卵後、妊娠可能期間が終了してから出血があるのに対し、犬の場合は排卵前に出血が始まります。しかし、自分で舐めてしまうこともあり、発情出血に気づきにくい場合もあるのでよく観察するようにしましょう

発情期(7~12日、平均で8日間)
オスを受け入れるようになります。
オスが近づくと、尻尾を片側に寄せて受け入れ体勢(フラッキング)を作ります。

発情後期(60~90日、平均で75日間)
陰部の大きさが元に戻ります。オスは受け入れません。
妊娠期間となり、妊娠していないメスの場合、偽妊娠することもあります

無発情期(平均で125日、犬種や大きさによってかなりの個体差あり)
発情兆候は全くありません。避妊手術を受けたメス犬は常にこの状態でいることになります。

発情期時の行動
メス
落ち着かずソワソワする
元気がない、食欲不振
トイレの回数が増える(頻尿)
発情出血を気にして、陰部を舐める

オス
落ち着かずソワソワする
マウンティング(相手の上に乗る行動)する
遠吠えをしたり、攻撃的に吠えたりする
マーキングする
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改善策は?
これらの行動を解消させる方法は避妊・去勢手術をすることです
ただ行動を抑制させるだけではなく、子宮蓄膿症や前立腺肥大などの生殖器系の病気を未然に防ぐ意味でも重要になってきます

マナー
発情期中のメスのフェロモンによってオスは落ち着かなくなってしまいます
たくさん犬が集まる場所では犬同士でケンカしてしまうなど、トラブルになるケースもあり、配慮が必要になってきます
●人通りの少ない時間帯や場所を選んで散歩する
●ドッグランやドッグカフェなど、多数の犬が集まる場所は控える
●マナーパンツや紙オムツを身に付ける
マナーパンツを履かせる場合には、陰部に雑菌が入りやすくなるので長時間付けずに、こまめにとりかえて清潔に保つようにしましょう
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普段温厚な子でも発情中はイライラしやすくなります。マナーを守って、過ごしやすい環境作りを心がけましょう