ペットによる火災|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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ペットによる火災

2017年12月26日

ペットによる火災が起きていることを知っていますか?
冬は空気が乾燥しているので、火の取り扱いには注意が必要な季節です。
火災へとつながる事故の原因と対策について紹介します。

●事故の発生状況
NITE独立行政法人 製品評価技術基盤機構 製品安全センターによるとペットによる事故は平成24年度から28年度までの5年間に26件起きていました。つまり、平均すると1年間に5件の事故が起きていることになります。
ペットの種類別でみると、犬が9件、猫が16件、鳥が1件となっています。
この26件のうち20件は火災に発展しています。
炎.png

●原因
飼い主さんの外出中や就寝中など目が届いていない時に事故は起こりやすいです。
原因で最も多いのが、「ペットが製品の電源を入れてしまう」次に多いのが、「製品に尿をかけてしまいショートして発火」その次が、「製品をかじってしまい発火」となっています。
発火原因のほとんどはこの3つが占めています。

●実際に起きた事例
<コンロのスイッチを押してしまう>
猫が飛び乗った時や、犬が立ち上がった際にスイッチに触れてしまいコンロが点火してしまい火災に至ったという事故が発生しました。
また、飼い主さんがコンロ周りに可燃物を置いていることも原因となります。

<家電製品に尿をかけてしまう>
猫が電気製品(FAXやプリンター)に尿をかけてしまい、内部の電気部品でトラッキングが発生し、発火。製品破損だけでなく、周囲の製品や建物などにも被害が出てしまいました。
ペット 火災1.png

<コードや携帯電話をかじってしまう>
電源コードをかじったことによりショートして発火。
犬がおもちゃだと思い、携帯電話に噛みつきバッテリーが発熱や発火を起こした。
ペット 火災2.png

<ストーブの上に物を落としてしまう>
猫が棚に置いてあるものを落としてしまい、ちょうどその下にストーブがあり着火してしまった。

●対策
<近づけない>
美味しそうな匂いにつられて、キッチンへ入ったり台の上へ乗ってしまう子も多いと思います。コンロのスイッチに触れさせないためには、キッチンへ侵入させないことが1番の対策です。入口にゲートをつけて侵入を防ぎましょう。
ゲートがつけられない場合は、外出中や就寝中はガスの元栓を閉めたり、ケージやサークルの中にペットを入れておくなどの対策をしましょう。
火災 禁止.png

<配線カバーをつける>
コードを噛んでしまわないように、配線カバーをつけておきましょう。
また、万が一噛んでも発火を防ぐために外出時などはコンセントを抜いておくと安心です。

<物の置き場所を考える>
猫が物を落としても大丈夫なように、ストーブの周りには物を置かないほうがいいでしょう。ヒーターガードを使うのも対策の1つです。
犬の場合は携帯電話をおもちゃのように噛んでしまう子もいるので、手の届かない場所に保管して下さい。

まさか、こんなことはしないだろうと油断すると大参事になってしまうこともあります。
ペットによる火災は、対策をすれば未然に防げます。
家の中に危険な場所や物がないか見直してみて下さい。