多頭飼育|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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多頭飼育

2018年01月27日

仲良く遊ぶ姿や、寄り添って寝ている姿を見ることができるので、多頭飼育に憧れたり癒されたりする方も多いと思います。
多頭飼育は魅力的に感じますが、その分気をつけることもたくさんあります。
どのような点に注意が必要か紹介します。

●多頭飼育をする前に
1匹だと退屈そう…、複数で仲良くしている姿を見たい、など様々な理由で新しく2匹目を家族に迎えたいと思う日がくるかもしれません。
1匹増えても大して変わらないから大丈夫とあまり考えずに迎えてしまうと、後々大変な思いをする可能性があります。
今の生活環境や生活スタイルに無理がないか、時間や経済面、家族の合意など考えなければいけないことはたくさんあります。
もし、1つでも不安に思うことや問題があれば、無理はせずに多頭飼育はあきらめた方がいいでしょう。

●相性
実際には同居生活が始まらないと、相性がどうかは分からないことが多いと思います。
まずは、先住の子の性格や年齢を考慮してあげましょう。
<先住の子の性格>
好奇心旺盛、元気で活発な性格であれば、比較的2匹目の子を受け入れるのは早いですが、
攻撃的、臆病、飼い主さんにべったりの甘えん坊、などの性格の子は受け入れるのに時間がかかったり、全く受け入れないこともあります。
威嚇をしたり、ヤキモチをやいて相手を攻撃してしまう危険もあります。
また、ストレスが原因で下痢や膀胱炎など健康に影響がでる場合もあります。
<年齢と性別>
一般的には、オスとメスの組み合わせがトラブルは少ないと言われていますが、
他にも年齢差や性格、体格なども相性を決めるのに影響してきます。
特に気をつけたいのが先住の子がシニア期の場合です。中には、ストレスが原因で体調を崩してしまう子がいます。逆に、新しい子が良い刺激となり元気になる子もいます。
<相性が悪かったら>
性格や性別などを考慮しても、相性が悪い場合もあります。
お互いを見ただけで、ケンカが始まってしまうのは危険です。
そのような場合は、完全に別室でお互いを隔離飼育することを考える必要があります。
猫 ケンカ.png

●健康管理
病気の早期発見にも繋がるので、毎日の健康管理はとても大切です。
しかし、多頭飼育の場合は食欲・尿や便の状態などを把握するのが難しくなります。
<食事>
食欲旺盛な子が他の子の分まで食べてしまい肥満になってしまう。
年齢や病気などでフードを個々で分けるのが難しい。など食事管理で悩む飼い主さんもいるのではないでしょうか。
食べ終えるまで監視をするか、食事の時だけ部屋を別々にするなどして工夫が必要となります。
犬 満腹.png
<トイレ>
血尿や、下痢をしていても実際に目撃しないとどの子がしたのかがはっきり分かりません。
また、トイレが汚れるのも倍になるのでこまめに掃除をして清潔を保ちましょう。
トイレ環境によっては、我慢したり他の場所で漏らしたりしてしまいます。
安心して排泄ができるトイレ環境を作ってあげましょう。

●費用
食費・医療費・トリミング代・トイレ用品など様々なところでお金がかかります。
寿命や、体格、生活スタイルによって異なりますが生涯かかる費用は、
犬だと約200万~300万。猫だと約100万~200万かかると言われています。
医療の進歩や良質な食事により、平均寿命は犬猫ともに延びています。
ニュースでも多頭飼育崩壊が取り上げられますが、将来10年、15年後も経済的に支えられるかきちんと考えましょう。
多頭飼育 お金.png

新たな発見や表情、楽しさが倍増すると同時に忙しさも増します。
みんなが平等に愛情を感じられるよう、きちんと計画を立ててから新しい家族をむかえてあげましょう。