愛撫誘発性攻撃行動とは?|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

Call:0422-27-6539

ブログ

愛撫誘発性攻撃行動とは?

2018年03月10日

愛猫を撫でていたら急に咬まれた!なんてことありませんか?
さっきまで気持ち良さそうに喉をグルグル鳴らしていたのになぜ?と咬まれた方は混乱しますよね💦
aprilfool_woman.png
実は事前にサインを出しているか、撫でる人に問題があるのです

なぜ怒るの?
この行動は全世界の猫でみられるようで専門的にちゃんと名前が付いています。
英語では Petting-induced aggression 、これを日本語にすると「愛撫誘発性攻撃行動」または「撫ですぎ猫反撃行動」といっています。
この行動は猫を撫でていると尻尾を振ったり身体をねじったりして、その後人に噛みついたり、抱いていた腕から逃げ出したりする行動の事です
猫の気まぐれやわがままではなく、猫の特性が関係していると考えられています

原因
撫でる時間が長い
飼い主の撫で方が下手
など色々と考えられるそうですが、確かなことは分かっていません。

1.撫でる時間が長い
まず猫が目の前に来てごろーんと横になったり、膝の上に乗って来たり、頭を押し付けてきたりする段階では「撫でて」のアピールです。しかしある程度撫でられて満足すると「もういいや」と思い始めます。それを超えると怒ってきます

2.撫で方が下手
<撫で方が乱暴>
手全体を使ってゴシゴシと強く撫でるのと嫌がられます。優しく撫でてあげてください

<嫌な場所を撫でられた>
●手足、尻尾、お腹と言った神経がたくさん通っているところや内臓が集中しているところなどはあまり好まないです。特にお腹は禁物。よっぽど飼い主に慣れている猫以外は撫でている手を羽交い締めにしてパンチとキックの連打でしょう。。。
●背中は好みが分かれるそうです。
●反対に猫が撫でられて喜ぶ場所は、毛づくろいする時に自分のベロが届かないところ、つまり顎の下や頬、耳の付け根などの顔全体と尻尾の付け根です

<撫でてはいけないタイミング>
ごはんを食べている時
遊んでいる時
毛づくろいをしている時
何か他の事に集中している時は構ってほしくないようです
猫 毛づくろい.png

攻撃される前の猫のサインを見逃さないようにしよう!
●しっぽを振る
犬と違い猫がしっぽをふるのはイライラしているサインです
●少し距離を置く
撫でて~とすり寄ってきてくれた猫が体を押し付けていた力が弱くなるともう満足していることが多いです
●耳をたたむ
これも猫がイライラしているときの代表的なサインです

撫で方のこつ
まずはアゴ下に手を持って行きましょう。そして優しく指先で撫でてあげましょう
突然高い所から手が降りてきたり目の前から手が向かって来たら驚きますよね?
アゴを突き出して気持ち良さそうにしていたら頬や眉間、頭、耳の後ろを撫でてあげ、だんだん背中やお尻に向かって撫でて行きましょう

対策
日頃猫を触らない方が触ると短時間、もしくは一発でイライラが溜まって反撃されます💦
子猫の時から全身を触られることに慣らしておくと、爪切りなどのグルーミングや動物病院で診察を受ける時に支障を来さないでしょう
また、怒って来た猫に対して怒ったり、さらなる反撃は絶対にしないで下さい猫と飼い主さんの信頼関係が崩れて近づいてくれなくなってしまうかもしれません
猫 怒る.png
あくまでも猫は「自分が撫でて欲しい分」だけ撫でてもらえれば満足なのです
もし、普段は触らせるのに触ることを突然嫌がったり、咬みついたりといつもと様子がおかしい場合は何か痛みや異常がある可能性もあります。その際は動物病院に相談、受診をお勧めします
猫 診察.png