ペットフードの保存方法|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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ペットフードの保存方法

2018年05月26日

ペットフードの正しい保存方法を知っていますか?
安全でおいしいフードを選んでいても、保存方法を間違えていては、劣化が進んだフードをあげてしまうことになります。
そうならない為にも、正しい保存方法を知っておきましょう。

●フードの劣化
フードのパッケージには、「開封後は密閉し、早めに使いきりましょう」「直射日光を避け、涼しい場所で保存しましょう」などの保存方法の記載がされています。
ペットフードの場合、空気中の酸素が脂質成分に触れることで酸化が起こります。開封後は正しい保存方法をしないと、酸化による劣化が進んでしまいます。
劣化が進むと、風味や味が落ちる、色の変色や表面に油が浮いてくるなどの変化が表れます。
また、直射日光や高温多湿の環境で保存すると、カビや害虫、湿気る原因にもなります。
劣化を防ぐポイントは【直射日光を避ける】【高温多湿を避ける】【密閉状態で保存する】です。

●開封後の期限
開封後はなるべく早く使いきりましょうと記載されているだけで、具体的な期限が分からない場合があります。メーカーによって、開封後の期限をホームページに掲載されている場合もあるので確認してみましょう。
酸化防止剤や保存料の種類によって開封後の期限はメーカーによって多少異なりますが、
ドライフードは1~1.5ヶ月、ウェットフードは1~3日のうちに食べきるのが目安となります。
サイズが大きい方がお得な場合もありますが、購入の際は1ヶ月ほどで食べきれる量のフードを購入しましょう。
味覚.png

●ドライフードの保存方法
<直射日光を避ける>
直射日光が当たる場所では、密封された袋の中は高温状態となってしまいます。
また、セミモイストフードと言われる水分含有量が多いフードの場合は袋の中で蒸れることもあります。温度上昇は傷みが早くなるため開封後はもちろんですが、未開封であっても外や日光が当たる窓際などでの保存はやめましょう。
太陽.png

<高温多湿を避ける>
ドライフードはカビや害虫が発生しないよう、水分含有量が10%以下に保たれています。
しかし、高温多湿での保存では、水分含有量が10%を超えてしまいます。
するとカビが発生し、それを餌とするダニなどの害虫も発生してしまいます。
特に、梅雨の季節には注意が必要です。

<密閉状態にする>
開封後、空気にできるだけ触れさせないことが大切です。
輪ゴムやクリップなどでは、隙間から空気が入るため酸化が進んでしまいます。
ジッパー付きの袋であれば、中の空気を抜いてからジッパーを閉めましょう。
他にも、ペットフード用の密閉容器も販売しています。
1食分ずつ、ジップロックなどの密閉できる袋に小分けにしておくのが1番空気に触れさせない保存方法なので酸化を遅らせることができます。
密閉.png

<冷暗所>
メーカーによっては、保存方法に冷暗所での保存と記載されている場合があります。
そのため、冷蔵庫で保存した方が良いと思われる方もいますが、冷蔵庫での保存はお勧めできません。
冷蔵庫からの出し入れをした際、温度変化で結露が発生します。結露はカビの原因にもなります。温度変化の少ない場所で保存しましょう。

●ウェットフードの保存方法
水分量が多いウェットフードはすぐに傷みやすいです。
開封後1度に食べきれない場合は、タッパーなどの密閉容器に移し替えて冷蔵保存をしましょう。冷蔵保存をしていても1~3日以内に使いきりましょう。
冷凍保存も可能ですが、風味や味が落ちることがあります。
また、冷蔵保存をしたものは人肌くらいまで温めてから与えるようにして下さい。
冷蔵保存.png

これから梅雨と夏が始まりますが、この時期は特に保存には注意する必要があります。
今の保存方法が正しくできているか、きちんと見直してみて下さい。