犬の半陰陽(はんいんよう)|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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犬の半陰陽(はんいんよう)

2018年06月16日

性別(オスかメスか)は、
・遺伝子(オスはXX、メスはXY)
・性腺(オスなら精巣、メスなら卵巣)
・生殖器の形状(見た目の性別)
によって決められます

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ワンちゃんの中には、オスとメスの両方の要素を持った子がいます
このように、単純にオス、メスに分類できない状態を『半陰陽』といいます。

例えば、この写真のワンちゃん

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体の見た目はメスですが、陰部をよく見るとペニスのようなものがあります

もしこの子が見た目と同様、遺伝子がメスであれば、お母さんのお腹の中にいる時、男性ホルモンの影響を受けて外陰部が少しオスに近づいたと考えられます。

もしこの子の遺伝子がオスであれば、男性ホルモンの分泌不全などにより体の形状がオスになりきらなかったと考えられます。


実は、半陰陽の中にも種類があります
卵巣と精巣を1個ずつ持っている、または、両方の細胞でできた「卵精巣」を持っているタイプを『真性半陰陽』
体はオスで卵巣を持っている、逆に、体はメスで精巣を持っているという、性腺と見た目の性別が逆のタイプを『仮性半陰陽』といいます。


ヒトの場合、自分が男性であるか、女性であるか、両方と感じるか、どちらでもないと感じるか、
アイデンティティーは様々なのだそうです。

ワンちゃんと言葉が通じたら、どんな風に感じているか、気持ちを聞いてみたいですね