おうちで出来るお手入れ~肛門腺絞り~|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

Call:0422-27-6539

お知らせ

おうちで出来るお手入れ~肛門腺絞り~

2022年09月24日

今回は肛門腺絞りについてです


肛門腺とは肛門の左右に肛門嚢とよばれる袋があり、
その袋に溜まる分泌液のことを言います。

お尻の臭いを嗅いで挨拶しているのをよく見かけると思いますが、
この分泌液の臭いを嗅ぐことで相手を認識しています🐶🐈


通常は排便時、圧迫をされてうんちと共に排出されます。
なかには筋力の低下や、肛門腺の形状により分泌物が溜まり続けてしまうことがあります。

肛門腺が溜まり続けると炎症や、肛門腺破裂を起こすことがあります💥


お尻を気にして舐める、お尻歩きをする、といった行動が見られたら
肛門腺が溜まってきているかもしれません。


では、肛門腺の絞り方をお伝えします😘🐾


ワンちゃん、ねこちゃんを立たせた状態で尾の付け根を持ち、上に引き上げます。
尾を上げすぎてしまうと肛門が張りすぎて出づらくなるため真上に上げてください⚠


肛門腺.jpg


肛門腺は肛門の4時と8時の位置にあります⏰
ここを親指と人差し指で押し上げるように絞ります


肛門腺が飛び散ってしまうのを防ぐため絞る時にはティッシュの上から絞るか、
シャンプーをするタイミングが良いと思います🛁 .。o○


出ないからと何度も押してしまうと赤くなったり
肛門腺絞りが嫌いになってしまう可能性があるので
おうちで行うのが難しい場合はお気軽にご相談ください😊 💜
MENU