血液検査で分かること~生化学②~

前回紹介しました「血液生化学検査」の残りの項目について紹介していきます!!

総ビリルビン(TBil)
赤血球中に含まれるヘモグロビンの分解産物で、胆汁に排出される色素です。
増加原因:溶血、肝障害、胆管閉塞

グルコース(Glu)
血糖値を示し、糖尿病や低血糖の診断に用います。
増加原因:糖尿病、ストレス、膵炎、副腎皮質機能亢進症
減少原因:肝不全、飢餓、インスリノーマ

尿素窒素(BUN)
腎臓から排泄(はいせつ)される代謝産物です。
増加原因:腎不全、循環不全、脱水、異化亢進
減少原因:肝不全、飢餓、多飲多尿、低たんぱく食

クレアチニン(Cre)
腎臓から排泄される代謝産物で、主に筋肉で作られて血中に入り、糸球体で濾過された後、殆ど再吸収されず速やかに尿中に排出されます。
増加原因:腎不全、脱水
減少原因:筋肉量の減少

リン(P)
副甲状腺疾患、腎臓病、食事内容などにより変動します。
増加原因:腎不全、腫瘍、上皮小体機能亢進症
減少原因:上皮小体機能低下症、吸収不良

カルシウム(Ca)
骨代謝や筋肉の収縮、血液凝固などに関与します。主に腎臓や副甲状腺の疾患などで変動します。
増加原因:腎不全、腫瘍、上皮小体機能亢進症
減少原因:上皮小体機能低下症、吸収不良、低アルブミン血症

T4(サイロキシン)
甲状腺ホルモンは甲状腺から分泌され、代謝を亢進させる働きがあります。
増加原因:甲状腺機能亢進症
減少原因:甲状腺機能低下症

SDMA
SDMAは、犬の腎機能を示す感度の高い指標です。クレアチニンは、腎機能が最大で75%低下するまで上昇しないのに対し、SDMAは腎機能がわずか25%低下した時点で上昇します。

犬1224.png

今年のキャンペーンは11月にて終了しました😥
今年のキャンペーンを逃してしまった方、また、高齢猫ちゃん、ワンちゃんを飼っていらっしゃる方はまた来年春のキャンペーンで検査することをおススメします!
年に1・2回の検査を行うことも病気の予防になるので、是非ご検討ください

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