犬・猫専門の動物病院
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肝臓には胆汁をためる袋(胆嚢)があります。
胆嚢から過剰な粘液が出て、胆嚢の中がゼラチン状に固まってしまいます。
すると胆汁の通り道がつまり、
胆嚢炎、肝障害、黄疸、ひどい時は胆嚢破裂を起こします![]()
主な症状は
食欲不振、下痢、吐く、元気がない、お腹が痛い、黄疸(粘膜や皮膚の色が黄色い)
などです。
今回は、約17歳の超高齢ワンちゃんです。
ぐったりしていました。
検査では胆嚢粘液嚢腫で、破裂が疑われました・・・![]()
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こんなに超高齢で、とてもぐったりで・・・
持病の腎不全も抱えていて・・・![]()
麻酔・手術に耐えられるかな・・・?!![]()
体力が心配でしたが、
そのまま放っておいたら、本当に命が危ない!!![]()
生命力を信じて、手術にふみ切りました。
検査通り、胆嚢は破裂していて、腹膜炎を起こしていました。
急いで、でも確実に、胆嚢を摘出![]()
しこりがあった脾臓も摘出![]()
手術は無事成功![]()
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すごい生命力です![]()
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約3週間かかりましたが、徐々に腹膜炎も落ち着き、
ご飯も食べるようになりました![]()
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頑張ったね![]()
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胆嚢粘液嚢腫は、初めは症状がありません。
悪くなってから発見されることも多いです。
超音波検査や血液検査などによって、この病気がわかります![]()
おうちのワンちゃん、ネコちゃんも、
一度、健康診断を受けられてみてはいかがでしょうか?![]()
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