犬・猫の感染症について ⑨猫パルボウィルス感染症(猫汎白血球減少症)|ひだまり動物病院吉祥寺-武蔵野、杉並、練馬

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ペットの気になる症状

犬・猫の感染症について ⑨猫パルボウィルス感染症(猫汎白血球減少症)

2014年10月25日

猫パルボウィルス感染症は、白血球減少という症状から別名・猫汎白血球減少症とも呼ばれています。このウィルスは現在の犬パルボウィルスの起源とされ、猫パルボウィルスは犬には感染しませんが、犬パルボウィルスは猫に感染する可能性があると言われています。

原因
猫パルボウィルスが原因で発症します。
感染している猫の排泄物や吐物から経口感染します。
このウィルスは生命力が強く、室内、室外関係なく数か月~数年間生存します。

症状
白血球減少や発熱、元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢などが主な症状で、細菌の二次感染や極度の脱水により死亡することもあります。若齢の猫ほど典型的な症状をみせ、死亡率は90%にも達します。回復した動物はウィルス保有動物となり、数か月の間、糞便や尿中にウィルスを排泄します。また、妊娠中に感染するとお腹の胎児にも感染してしまい、小脳形成不全を起こし、運動失調を起こすこともあります。

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病院治療病院
インターフェロンの投与と脱水状態の緩和のための輸液、そのほかにも抗生剤や制吐剤、整腸剤を投与します。
また、犬パルボウィルス感染症同様にタミフルが奏功することが示唆されています。

予防
パルボウィルスは、消毒液に抵抗性を示すものもあるので、消毒には塩素系消毒液を使用します。
また、ワクチンでも予防することができます。
ワクチン接種については、以前の記事でもご紹介しました

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参考文献
イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科
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