犬、猫が食べてはいけない物

すっかり秋らしくなってきましたね
秋といえば食欲の秋！ということで今回はワンちゃん、ネコちゃんが食べてはいけない物についてまとめてみました

食べ物、飲み物
・チョコレート、ココア、コーラ
　　→下痢、嘔吐、痙攣、呼吸困難を引き起こします。

・コーヒー、お茶
→頻脈、呼吸促拍、痙攣、不整脈を引き起こします。

・アルコール
→アルコール中毒、沈鬱、運動失調、協調運動失調、放浪や虚脱を
引き起こします。

・ブドウ、レーズン
→嘔吐、下痢、腹痛、腎不全を引き起こします。

・バラ科の果物や果物の種
(あんず・さくらんぼ・もも・りんごの種、すももなどのプラム類)
→嘔吐、痙攣を引き起こします。

・ねぎ類(玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、にんにく、らっきょうなど)
→血尿、黄疸、下痢、嘔吐、貧血、心不全、肝不全を引き起こします。
加熱しても毒性は消えず、煮汁やエキスを与えるのもNGです。

・アボカド
→下痢、嘔吐を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあります。

・ほうれん草
→結石を引き起こします。

・アロエ類
→下痢、腎炎を引き起こします。

・ワラビ
→貧血、運動失調、不整脈、発がん性を引き起こし、多量摂取すると
最悪の場合死に至る可能性もあります。

・ジャガイモの芽
→口腔や喉の灼熱感、嘔吐、下痢、流涎を引き起こします。

・消化の良くない物
(とうもろこし、こんにゃく、しいたけ、たけのこ、乾物など)
→消化不良を引き起こします。

・マカデミアナッツ
→無気力、嘔吐、高熱、筋硬直、震え、心拍数の増加を引き起こします。

・生のエビ、イカ、タコ
→消化不良、ビタミンＢ１欠乏症、食欲不振、嘔吐、運動失調、痙攣
を引き起こします。

・生のサバ、サンマ、イワシ
→黄色脂肪症を引き起こします。

・貝類
→消化不良、ビタミンＢ1欠乏症、嘔吐、皮膚病を引き起こします。

・フグの内臓
→感覚麻痺、運動神経麻痺、呼吸麻痺を引き起こします。

・生卵
→下痢、皮膚炎、結膜炎を引き起こします。

・生の豚肉
→嘔吐、下痢、寄生虫などの感染を引き起こします。

・人間用の乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
→かゆみ、発赤、脱毛、嘔吐、下痢を引き起こします。

・人間用の甘いお菓子(アメ、ケーキ、アイス、饅頭など)
→肥満、糖尿病を引き起こします。

・キシリトール
→1kgあたり100㎎摂取すると血糖値の低下、嘔吐、歩行困難、内出血、
肝不全を引き起こします。人間用のガムは1つあたり600ｍｇもの
キシリトールが含まれているため口にしないように注意が必要です。

植物
・ユリ科(スズラン、チューリップ、ユリ、ヒヤシンスなど)
→ねぎ類と同様に、血尿、黄疸、下痢、嘔吐、貧血、心不全、肝不全など
を引き起こします。また、腎不全も引き起こします。

・ヒガンバナ
→嘔吐、腹痛、下痢、流涎、中枢神経麻痺を引き起こし、
最悪の場合死に至る可能性もあります。

・スイセン
→吐き気、嘔吐、血圧低下、痙攣を引き起こし、他にも下痢、胃腸炎
を引き起こす場合もあります。

・アサガオの種
→吐き気、嘔吐、下痢、反射低下、瞳孔散大、幻覚、血圧低下
を引き起こします。

・トマトの茎、葉
　　→皮膚のかぶれを引き起こします。

・イチジクの枝、葉
→皮膚のシミ、粘膜のびらんを引き起こします。

・アマリリス
→胃腸炎を引き起こします。

・イヌサフラン
→呼吸低下を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあります。

・キキョウ
→胃腸炎を引き起こします。

・キョウチクトウ
→運動障害を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあります。

・ジンチョウゲ
→昏睡を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあります。

・スズラン
→衰弱、錯乱を引き起こします。

・アイビー
→痙攣、呼吸困難を引き起こします。

・ソテツの種子
→急性肝毒、凝固障害を引き起こします。

・ツタ
→胃腸炎を引き起こします。

・ヒガンバナ
→神経麻痺を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあります。

・ポインセチア
→下痢、嘔吐、皮膚炎を引き起こします。

その他
・タバコ
→流涎、吐き気、嘔吐、発汗、眩暈、血管収縮、血圧上昇、呼吸困難、
知覚障害を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあります。

・農薬、殺虫剤
→出血、嘔吐や下痢から痙攣などの神経症状を引き起こします。

いかがでしたか？
最悪の場合死に至る可能性があるため、人間も食べるような食べ物を与える時は十分注意して与え、愛犬・愛猫と楽しく秋を過ごしましょう
また、万が一食べてはいけない物を食べてしまった場合は、早めの受診をお願いします