犬猫の予防について ⑥猫のワクチン

犬の混合ワクチンについての繰り返しになりますが、ワクチンとは、感染したら命に関わる伝染病にかかる前に、伝染病のウイルスや細菌に対する抵抗力(抗体)をつけるために行う注射のことです。

当院では3種類の病気を予防できる3種混合ワクチンと、7種の病気を予防できる7種混合ワクチンを扱っています。

猫の混合ワクチンで予防できるものは、以下の7種類の病気になります。

猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症 3種類
猫汎白血球減少症
猫クラミジア感染症
猫白血病ウイルス

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写真は猫ウイルス性鼻気管炎による

写真のようにどれも怖い病気ですが、混合ワクチンを打っておくことで、病気から守ることができます。

しかし、ワクチンの副作用が原因で病原体の症状が出たり、アレルギーなどの病気になったりすることがあります。
なので、ワクチンの接種は午前中の来院をお勧めしています。

午前中にワクチン接種をすれば、ワクチン接種後もしっかりと様子を見られ、ワクチンの副作用が起こったとしても、すぐに病院に連れて行けるので、すぐに対処ができます。

ワクチン接種は子猫の時期には2~3回の接種が必要で、その後は一年おきの接種となります。

ネコちゃんを外に連れていく場合、ストレスになってしまうので、動物病院につれて行くことを躊躇してしまうかもしれませんが、一年に一回の健診も兼ねて動物病院で診てもらうことをお勧めします。

また、動物病院に連れてつれて行く場合は逃げてしまわないように、しっかりとケージやキャリーバックに入れてください。ケージやキャリーバックがない場合は、洗濯ネットに入れてからカバンなどに入れて、逃げられないようにすることをお勧めします

参考文献 共立製薬ワクチンパンフレット

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